動画公開日：2022-12-13 20:51:55
チャンネル名：鹿児島ニュースKTS
今、鹿児島市内各地の小学校で引っ張りだことなっている73歳のマジシャンをご存じでしょうか。
なぜ、人気なのか？
噂のマジックショーを取材しました。
12月12日の夕方。
鹿児島市立原良小学校の体育館に、マジックショーの準備にいそしむ男性の姿が。
鹿児島市に住む73歳のマジシャン・深川幸三さんです。
趣味で始めたマジック歴は10年以上。
今では月に数回、市内各地の小学校からオファーが来るまでに。
この日は放課後に集まった児童、約70人の前でマジックを披露します。
子供たちは新鮮なリアクションを見せ、出だしは好調。
容器の中に入れた卵。
蓋をしておまじないをかけると、なんと無くなります！
それだけではありません。
深川幸三さん
「この卵がみなさんのポケットの中に入りたそうです！誰かのポケットに入っていませんか？」
子供たち
「入ってない！！！」
「ない！だれ！！」
「ありました！」
「えーーーーーー！」
後列に座っていた女の子のポケットからなくなったはずの卵が！
これには子供たちも驚きの表情を隠せません。
勢いに乗って、次のマジックを披露。
焼酎パックに筒をかぶせると、中からは牛乳が出てきます。
しかし。
子供たち
「なんか怪しい！！！」
筒の下に隠れた焼酎パックをめざとく見つけ、子どもたちからは突っ込みの嵐。
でも、実は「ちょっと仕掛けが分かっちゃう」
これこそが深川さんのマジックの醍醐味なんです。
もはや、こんな発言も飛び出します。
深川幸三さん
「答えはすぐ分かりますよ！3、2、1」
（杖を操るマジック）
子供たち
「糸が見えてる！！」
子供たちもマジックの仕掛けを見破ろうと前のめりに。
目を輝かせて、深川さんのマジックを楽しんでいました。
子どもたち
「楽しかった！！！！！」
深川幸三さん
「これからも子供たちが喜ぶ道具をそろえて、ウケるマジックとウケないマジックを研究していきたい」
大好評で終えたかと思ったこの日のショー。ですが…
子ども
「2年生になっても来てくれる？」
深川幸三さん
「じゃあ、また来るからね」
子ども
「来年は車のマジックやってね」
実は仕掛けを忘れて、披露できなかったマジックが1つ。
深川幸三さん
「あれ？これは失敗でした。タネがなかったです。忘れてきました」
2023年こそは、このマジックを見たい！と期待の声が上がりました。
子ども
「ちゃんと中のタネ持ってきてください！！」
深川幸三さん
「はい！分かりました」
子供たちにどうやって楽しんでもらおうか。
深川さんの人柄がにじみ出る唯一無二のマジックこそが、人気のワケでした。
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